皆さんの好きな韓国料理は何ですか：）
サムギョプサル、カルビ、ビピンパ、タッカンマリ、チキン･･･たくさんの料理が思い浮かぶと思いますが、山菜料理を楽しんだことはありますか。
今回は、ちょっといつものお肉料理に飽きて来たなという方や、日本では食べられない韓国料理を食べたいという方に向けて、곤드래밥(コンドゥレパブ・コンドゥレご飯)をご紹介したいと思います。筆者の訪れた맛집(マッチブ•美味しいお店)も一緒にご紹介します。
コンドゥレって何？
コンドゥレとは、高麗アザミのことを指します。
日本でもアザミが採れますが、日常的に食べられている方は少ないのではないでしょうか・・・。よくみてみると、形も少し違うようです。私は、日本にいる時より韓国にいる時の方が、アザミをよく食べているように思います。
コンドゥレは、江原道の旌善（チョンソン）、平昌（ピョンチャン）などで有名な山菜であり、5〜6月が旬です。また、生で食べることもできますが、主に乾燥させてご飯と一緒に炊き、コンドゥレご飯にして食べられることが多いです。
最近の健康ブームもあり、このコンドゥレの人気も高まっているそうです。
植物性食物繊維が豊富で、便秘予防に役立ちます。さらにカルシウム、リン、鉄分なども含まれており、骨を丈夫にしたり貧血の予防にも良いとされています。（Naver 知識百科参照：곤드레）
전성 메일촌막국수 チョンソンメミルチョンマッククス（2019年8月訪問）
有名な産地とされている江原道、旌善（チョンソン）にあるお店です。
お店の名前の通り、マッククスという料理も有名なのですが、このお店はコンドゥレご飯のマッチブ（美味しいお店）としても有名です。韓国の人気グルメ番組、水曜美食会にも紹介された（2017年5月17日放送）のが、このメミルチョンマッククスです。
お店は混雑していたので、電話番号を書いて順番を待ちました。
案内されて、注文したのは 「돌솥정선곤드래밥 石焼チョンソンコンドゥレご飯」12000ウォン、「감자전병カムジャジョンピョン」10000ウォンです。
おかずがズラーリ。。どれも、お代わり可能です。
うずらの卵の醤油漬けは、一体何回お願いしたか分からないくらいお代わりしました。笑
こちらが、감자전병(カムジャジョンピョン)です。
ジョンピョンは、皮の中に野菜や肉が挟んで焼いたものという感じです。一口目食べた時は、チヂミとスンデの間？と思いました。ww 美味しいですよ。
そしてメインのコンドゥレご飯がこちら。
ごま油の良い香りが漂って来ます。
石焼の釜からご飯を小皿に取って、タレをかけていただきます。
ご飯とおかずで食べている間に、お釜にはダシを入れてしばらく放置しておきます。そうすると、最後におこげをすくって食べるスープに変身。最後の1滴まで美味しい定食でした。
江原道に行ったらまた絶対に行きたいおすすめのお店です。
店舗情報
電話番号：033-591-3939
住所：江原道旌善古汗邑古汗路79
営業時間：8:00〜21:00（ラストオーダー20:00）
두꺼비식당 トゥッコビ食堂 （2020年7月訪問）
こちらはチェーン店になります。
地下鉄1号線の朱安（チュアン）駅近くにある店舗に行ってきました。
トゥッコビとはヒキガエルのことですが、カエルが出てくる訳ではありません。笑
メインメニューは「양푼등갈비 ヤンプンドゥンカルビ」の一択。
骨付きカルビチムというのでしょうか。骨つきカルビ、豆付きもやし、エリンギなどを甘辛いスープと一緒に煮込んだものになります。
そしてこのカルビを、コンドゥレご飯と食べるのです･･･！！
お肉はホロホロですぐに骨から外れて、スープとよく絡みます。そしてこのコンドゥレご飯と、お肉と辛いスープと一緒に食べると、もう口の中は幸せです。
江原道で食べたコンドゥレご飯は、石焼で香りもよく、ご飯そのもので勝負！という感じでしたが、このようにカルビと一緒に食べるのもとても美味しかったです。
店舗情報
電話番号：050714208847
住所：仁川広弥鄒忽区石井路376番路18
営業時間：11:00〜23:00（月曜定休）
日本でもコンドゥレご飯？
日本にいる間、どうしても食べたくなったので同じ山菜なら･･･！とわらびで炊き込みご飯をしてみました。笑
見た目はそれなり？笑
タレは、醤油・ネギ・ごま油・ほんの気持ちお砂糖を入れました。
香りが足りないなという感想ですが、わらびご飯もなかなか美味しかったです。
まとめ
ここまで、コンドゥレご飯を中心にご紹介しました。コネストさんにも、いくつかコンドゥレご飯のお店が掲載されていたので、ぜひ、滞在先に近いお店で召し上がってみてください。
サムギョプサルだけじゃない、赤い料理だけじゃない韓国料理をこれからもお届けしていきたいと思います。（でもサムギョプサルにソジュ、チキンにビールが大好きです！！）
