ついに大学生活が始まりました。ここまでにいろいろとあったものの(前回の愚痴記事に意外とアクセスが多くてビビってます。笑)、秋学期が始まっての2週間を無事に終えることができました。
オンライン授業のため、実はまだ大学には3回しか行ったことがないのですが、私の大学生活についてご紹介してみたいと思います。まだまだ始まったばかりなので、あまりディープなご紹介はできませんが、もしよかったらご覧ください。
日本と韓国で大学院の違いはあるの?
似ているところもあれば、全く違う部分もあったよ!
学期・学年の数え方
日本で修士をしていた時は、学年を聞かれると「修士1年」あるいは「M1(エムイチ)」など、1年単位で数えていました。韓国に来てからは、「박사1차(博士1期,1次など)」と呼ばれていて、学期ごとの区分で数えています。私は秋入学なので1차ですが、今年の春に入学している方々はこの秋に2차になられています。
博士1年目(1차/2차)
博士2年目(3차/4차)
博士3年目(5차/6차)
こんな感じですね。6차で卒業できたら万歳というところでしょうか。卒業できると良いな・・・。笑
学部の場合はまた違って、入学年度で呼びあったり、普通に1年、2年で数えたりと様々だそうです。
お互いの呼び方
日本では、同じ学生からも教授からも「○○さん」だったのですが、ここ数回の授業では「○○선생님(先生)」と呼ばれています。旦那に確認するところによると、研究室の雰囲気や集まる人によって様々だそうですが、私の通う大学院の院生の構成を見たところ、社会人経験者が多いことや、教授と年の近い人がいることでお互いに敬意を示す意味で「선생님(先生)」と呼んでいるのではないかということでした。
ストレートマスター(学部を卒業して直接修士へ)に見える若い方は、教授からは普通に呼び捨てで呼ばれていました。親しい仲だからでしょうか・・・。今後、私が何と呼ばれることに定着するのか楽しみです。若く見えるといいな。笑
受講申請
大学院だけで比べると、日本とのあまり違いはありませんでした。学生専用のサイトから、受講申請をしていきます。
よく、韓国の大学では受講申請が時間が勝負である話を聞いたり、ドラマの中でも見ていたりしたので構えていたのですが、全く問題ありませんでした。おそらく、大学院は人数が少なく(定員数に対して在学数が少ない)、競争率も少ないからだと思います。受講申請開始直後はアクセスするにも待ち時間(○○人が待機中です)のように出ていましたが、繋がったあとはほとんど授業を申請した人がいなくて心配になるくらいでした。
受講申請画面はこんな感じです(大学名、学科名は一応伏せました)。
所属学科を入力すると、今学期に受講申請できる授業が一覧で出てくるので、ここで事前にシラバスで確認しておいた今期取らなければならない授業を申請していきます。画面では対象学年や、授業区分がしっかり書かれていて便利でした。
学部の詳しい教育目標やシラバスは、HPから確認することができました。(受講申請のために初めてちゃんと読んだという・・・)
役立つ韓国語①授業区分
「공통」공통필수과목・・・共通必修科目
「전필」전공필수과목・・・専攻必修科目
「전선」전공선택과목・・・専攻選択科目
私の通っている学部では、授業を3つまで(9単位分)取ることができます。学部と修士、修士と博士で専攻が違う場合には追加で単位を取らないといけなくなる(선수과목)のですが、これは別途で計算されて、全部で15単位まで受講できるようになります。
実は、私も専攻を変えて入学しているのですが、この追加の単位は取らなくて良いことになりました・・・!入学前は全く確認できていなかったのですが、私の専攻では日本でいう「保育園・幼稚園免許/社会福祉免許」保持者に単位免除の制度がありました。
韓国で取得はしていないけれど、日本で取得した複数の免許(幼稚園・小学校・中学校数学、中高家庭科)がこれに当てはまるのかどうか、大学4年間と大学院2年間分の成績証明書を送って(大量の単位数。笑)教授に掛け合ってみたところ、幼稚園免許、中高家庭科の免許が単位の代わりになるとのお返事をいただきました。👏
私はできませんでしたが、入学前にシラバスをよく確認しておくと安心です!!
ということで、1学期は9単位でスタートすることになりました。しっかり授業を受けるのと、語学の試験をパスすることができるようになれば、卒業試験を受ける資格がもらえます。英語が大問題ですが頑張ります。
役立つ韓国語②授業関係
학점・・・単位
선수과목・・・先行必修科目
지도교수・・・指導教授
オンライン授業の様子
Zoomで行っていますが、授業スタイルは、教授や授業によって様々で面白いです。
事前にPPTを配布してそれを下に授業をするスタイルや、日本の院でもやってきたような、事前に本を読んで要約&意見をまとめておき、授業で交流するスタイル。気持ち的に楽なのが、Zoomはせずにその時間に課題提出をするというやつ。オンラインといっても、上半身を準備して、議論にどう入るか考えて・・・というプロセスがないのはうれしいです。笑
私の大学は10月末までオンラインが決定しているので、しばらくお家での学習が続きそうです。
終わりに
まだまだ始まったばかりでわからないことだらけなのですが、1つ1つ解決しながら自分の力に変えていきたいと思います。
大学院についての記事は、私の経験を書いていくのはもちろんですが、これから韓国の大学を目指す方、政府奨学生を目指す方が具体的なイメージをもてるようなものを目指しているので、何か質問等あったらいつでもしてください。
では!また!