前回の記事では、必要書類について書きました。
今回は、書類提出後の流れと合格までの様子を振り返ってみたいと思います。
志願書受付の後は、1次選考があります。
1次選考
書類審査
これまでに準備した書類は、直接大学側に送っています。
1次審査では志望校ごとに奨学生候補者を決め、ここで選ばれた人が、国立国際教育院の2次選考(最終審査)に進めます。
書類提出の方法なのですが、私の場合、大学に志望の意向を伝える、PDFで書類を送付、確認、EMSでの送付という順で行いました。
しばらくして学校の担当者さんから電話。
電話がありましたと言っても私は勤務時間だし、子ども達が帰って会議やいろいろな対応が終わって携帯を確認する頃には(19時くらい)大学の担当者さんは退勤している・・・とかなかなか連絡が取れず、地味に大変でした。
なんとか時間を作って電話をしてみると、学部の確認、入学時期の確認などがありました。韓国語能力試験の結果と、電話での様子を含めて語学研修無しの入学になることがこの時点で決まりました。
また、研究計画書の内容から研究室が決まり、後日その教授の方から連絡が来るとのことでした。
電話面接
これまでは大学の国際チームのような部署と連絡を取り合っていたのですが、ここからは学科側との連絡です。メールで電話面接の日時の確認をしました。
後日あった面接では、
「どうしてこの奨学生に応募したか」
「どうしてこの大学か」
「どんなことを研究したいか」
「将来の職業は何を考えているか」
という、基本的な質問を受けた後、韓国に来たら寮に入るか、ワンルームを借りるのか等の質問がありました。どのように住むのか、の質問については旦那と暮らしますと話た際に「適応は大丈夫そうですね。」という返しが来たので、韓国生活に馴染めるのかどうかを聞いていたようです。
コロナでの休校話、大学での専攻の話など、いろいろな話をしたのですが緊張してあまり覚えていません。とりあえず、あっという間に終わりました。
2次審査
1次審査を受けて、大学側で合格した場合のみ2次審査に進みます。
大学側から何の連絡もなくひやひやしていたのですが、面接後に追加書類が必要とのことで連絡があったので、きっと1次審査は通ったという判断をしました。
そうしたらもう、あとは結果を待つのみです。笑
何も音沙汰ないまま時だけが過ぎていきました。
また、今回はコロナの関係で合格発表が1ヶ月の延期になりましたが、中止等なく無事に発表されてよかったです。
終わりに
今思い返すと、大学からストレートで修士に進んだ時よりも、一度社会に出た後に院へ進む方が決断に勇気が必要でした。
学生時代っていろいろ考えているつもりでも、今思うとやはり親に甘えっぷりだったなと思います。この年になり、勉強するという理由で親にもう負担はかけられない、自分で生活をしていかなければならない状況を考えた時、学びを支えてくれる給付型の奨学金はとても有難い制度です。(貸与型の奨学金の返済がまだ28年分残っていることを忘れてはいけない。3年できっちり終わらせてまた働くぞ。)
この奨学金は、大学の学部生に向けても行っています。
皆さんのキャリアに合わせて、大学、大学院にぜひチャレンジしてみてください!
応援しています!